腱鞘炎・肘の痛みとその症状は?治療法はどうなる?
公開日:
:
未分類
辛い痛みの肘の腱鞘炎、症状や治療法はどういったもの?
重いものを持つと痛い、雑巾が絞れない
関節があるところには筋肉と骨をつなぎとめる「腱」と「腱鞘」が存在しています。
何本も存在する腱を、腱鞘が結束テープのようにひとつに束ね上げ、傷がつかないように守っています。
その腱鞘が何らかの影響で炎症を起こした場合、腱を守る役割である腱鞘が狭さくし腱を締めつけてしまうために痛みが生じるのです。
腱や腱鞘はいろいろな部位にあるため、肘の腱鞘炎が起こった場合、「重いものを持った時だけ痛い」「雑巾を絞る動作が辛い」というような特定の動作を行った時にだけ痛みを生じることが殆どです。
タイピングや筆耕をしている時だけ痛いという職業病のような症状も見られます。
診断方法は?
まずはレントゲン撮影を行います。
腱などが炎症を起こしてもレントゲンには病変が移りませんが、画像上で見つけられる骨や悪性進出物などの可能性を消してから、この病気の診断に移っていきます。
また触診や、ひねる・上げるというような腕や肘周りを医師が動かしながら、問診を重ね病名を特定していきます。
「いつどんな時に痛むか」「どこが強く痛むのか」を自宅で気づいた時にメモを取っておきましょう。こういったことを医師に伝えることで、よりよい診断材料となることでしょう。
治療法は?
一般的な腱鞘炎の治療法と同じです。
まずはアイシングや添え木固定で安静を図ります。
初めての診断でステロイドを患部に直接注射することもあります。
ほとんどの場合はここまでの治療で様子を見ていきます。
症状が改善されない場合は、腱鞘を切開して圧迫されていた腱を開放する方法を選択します。ただし、肘は日常生活に欠かせない関節です。
手術中に神経が傷ついてしまうというようなリスクも負いますので、多くの場合は最終的段階の治療として選択されます。
術後のリハビリが長期化になる可能性もありますので、信頼できる医師のもとで診断を仰ぐことをお勧めします。
sponsored link
sponsored link
関連記事
記事はありませんでした